私自身がそうだったから断言できる。
弱いから臆病、臆病だから打たれたくない、弱いから自分がボコボコにやられるイメージができる。
だから、どうしたら打たれないか、倒れされないか、よく考える。
自分がやられるイメージしかないから、それを変えようとする。
それには練習しかない。
「負けてもしょうがない」 「精一杯やればそれでいい」
そう思っていたら勝てない。
自分を倒しに来る相手をどうにかしないと。
やらなきゃやられる。
ボクシングの発祥地ロンドンのボクシング格言、stand and fight。
この意味は?
字のごとく、逃げずに戦う事。
勇気とやる気。
キック部のY君は、マスで怪我をして気持ちが折れていた。
だけど、気持ちを奮い立たせて復活し、続けている。
”弱い自分に勝ちたい” その気持ちを感じる。
ストイックなトレーニングで、着実に強くなってる。
あのケガで気持ちが折れたままだったら、弱いままで終わっていた。
今Y君は自分の意志で強くなろうとしている。
ボクシング&キックを通じて、心身強い人間になるお手伝いができれば、これに勝る成果はありません。
なぜなら、腕力は年とともに衰えても、強くあろうとした心は決して衰えることはないと信じているから。